ゆっくりやさしくていねいに暮らす

転んでもまた起き上がるための技術と方法

本の著者と読者との語らいの会に参加した話

前回の投稿では、草薙龍瞬氏の新刊「こころを洗う技術」の本の感想を氏に送ったらメールマガジンで取り上げられた話を書きました。

こころを洗う技術 思考がクリアになれば人生は思いのまま

本の感想を著者に送ったらメールマガジンで取り上げられた話 - ゆっくりやさしくていねいに暮らす

今日は、その草薙龍瞬氏と読者との語らいの会(読者会)があるということで参加してきたので、その模様をかいつまんでお伝えしたいと思います。

このような会に参加するのは初めてだったので、まずはどんな人がどのくらい集まるのか分からなかったのですが、午後6時の集合時間に集まったのは、40代から60代と思われる方々合計14名。やや男性の方が多め。

そこへ草薙氏が到着し、まずはアンケートの回答から始まりました。

アンケートには、この本の良かった所や違和感を感じた所などを書き込めるようになっており、特にタイトル周りや表紙・帯のデザイン周りのことについて答える部分が多い印象でした。

アンケートに答え終わってから、一人一人自己紹介も兼ねながら、本の感想を述べていきます。

やはり草薙氏の本を何冊も読んでいるような「コアな」読者が多く、おおむね本の内容については良かったという感想が多く聞かれました。

しかし、サブタイトルや表紙のデザインなどには違和感を感じた方も結構いらっしゃったようです。

草薙氏によると、今回の新刊は書店のビジネス書や思考法の本が並んでいる棚に陳列されることをねらったとのことですが、これは各書店の判断に任されているようで、やはり仏教書の棚に置かれることが多いとのこと。

また、本のタイトルをつける難しさや、本をもっと売れるような体裁にすべきか、文章中の言葉の使い方やページ送りへのこだわりなどの話題も出てきて、なかなか興味深い話を聞くことができました。

その後は、読者が疑問に思った点などについて、ブディズム(仏教)の立ち位置から考えるとこういう風に考えられる、など分かりやすい言葉で明確に答えが草薙氏より返ってきて、いろいろと勉強になりました。

印象的だったのは、たとえば「嫌われる勇気」が売れたことでアドラー心理学が世間に知られるようになったのと同じく、ブディズムももっと理解されるようにしたい、という草薙氏の言葉です。

ここでいうブディズムとは、日本の葬式仏教とは違う、ブッダの合理的でニュートラルな思考法に基づく、現実の理解の方法のこと。

私もこの考えには賛成です。

もっと多くの方に、不安や怒りを取り除き、ものごとをよく理解することを通じて「生きづらさ」を減らしていく、この思考方法が広まるといいなぁと思います。

最後は、草薙氏にサインとオリジナルスタンプをもらい、会場をあとにしました。

なかなかディープな「読書体験」ができました。濃〜い時間が過ごせて、とても楽しかったです。