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排除してしまえばそれでいいのか:電気グルーヴの音源の出荷・配信停止について

明日の土曜日は家族でバス旅行に行く予定である。いちご狩り、非常に楽しみである。ただ、子どもがまだ未就学児でバスの中で退屈してしまうのではないかと思い、昔使っていた「iPod」を引っ張り出してきて、子どもが聞いて楽しめるようなプレイリストを作ってみた。

さて、ここからが話の本題である。現在私が使っているiPhoneでふと音楽を聴こうと思い、プレイリストから何気なく(本当に何気なく)電気グルーヴの「Shangri-la」を選ぼうと思ったら、「Shangri-la」の文字がグレーアウトしており、選択できない。おかしい。さらにグレーアウトしたタイトルをタップすると、「リクエストされたタイトルは現在日本のApple Musicではご利用になれません。」と出てきた。あれ、おかしい。さっき、MaciPodを接続した時に何か変な同期でもして消してしまったのだろうか。いや、そんなことはない。試しに他の曲をいろいろ選んでみると、全く問題ない。

電気グルーヴの曲だけ聴くことができなくなっている。

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それから事の真相に気がつくまで数秒とかからなかった。

え、そういう事?

というわけでさっそくTwitterを見てみると案の定すでに私が考えていたキャンペーンが繰り広げられていた。

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電気グルーヴの音源・映像の出荷停止、在庫回収、配信停止を撤回してください」

ちなみに、「 薬物報道ガイドライン」には「薬物依存症であることが発覚したからと言って、その者の雇用を奪うような行為をメディアが率先して行わないこと」が挙げられてる。

 

本当に哀しくなった。もちろん、薬物に手を染めるのは良くない、いや、悪い。絶対に手を出してはいけないモノである。

それでも、これまでの音源の出荷や回収が行われるだけではなく、配信まで停止になってしまうなんて。

薬物依存者をこのように「排除」してしまって、「はいおしまい、あーサッパリ」という人がいるとしたら、どうだろう、鬱病やそのほか精神的になんらかの病を抱えている人、発達障がいの人、その他、ちょっと普通とは違う特質を持っている人に向けても、「排除」の力学がやはり根強く残っているような、そんな連想をしてしまい、本当の本当に哀しくなったのである。

 

今回の措置には断固として反対したい。